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就活に顔採用はある!企業が顔採用をする理由と対策

就活に顔採用はある!企業が顔採用をする理由と対策

就活において、顔採用は少なからず存在します。

これは逃れようのない事実です。

しかし、顔採用はただ単に見た目だけを見られるものではありません。

また顔採用をされる業界は限られています。

今回は、そんな「顔採用」についてのお話です。

就活における顔採用について正しい知識を頭に入れておくことで、他の就活生に差をつけることができるでしょう。

今回もどうぞ、最後までお付き合いくださいませ。

それでは、行ってみましょう。

就活において顔採用はある

就活において、顔採用は確かにあります。

確かに見た目というものは、人の印象の大部分を占めます。

そのため、顔を合わせた採用がある場合、ある程度の顔採用はするなという方が難しいのです。

しかし、顔採用は一般的に思われている物とは少し違います。

そのため、世間的に考えられている顔採用と、就活における本当の顔採用を知ることが必要です。

顔採用の本当の意味を知れば、あなたが今抱いている不安も杞憂に過ぎないかもしれませんよ。

顔採用は顔さえよければ良いわけではない

前提として、顔採用は美男美女であれば有利、というわけではありません。

人が持つ印象というものの中には、見た目だけでなく雰囲気や清潔感なども含まれています。

そのため、一口に顔採用といっても、見た目だけで判断されるわけではないのです。

雰囲気や清潔感、話し方、表情。

これらをすべてひっくるめて「美男美女」ってことなのです。

だから、ただ単に容姿が良いだけでは、顔採用の対象にはならないことを大前提として頭に入れておきましょう。

企業が顔採用をおこなう理由

企業が顔採用をおこなう理由はいくつかあります。

  • 見た目の良さは印象の良さに直結する
  • 社員のモチベーションが上がる
  • 社内結婚が増えることによるメリットがある
  • 見た目が重要視される仕事である
  • 顔にはその人のこれまでの人生が反映される
  • しぐさや表情で人間性がわかる
  • 接客業や営業で結果を出しやすい

企業も何かしらのメリットがない限り顔採用をすることはありません。

そのため、なぜ企業が顔採用を行うのかということを考えていく必要があります。

企業の考えていることをよく知れば、就活においても有利に進めることができるでしょう。

見た目の良さは印象の良さに直結する

先述したように、見た目の良さというものはその人の印象の良さに直結します。

就活においても、印象の良い人は採用担当者から見ても魅力的な人材に見えることは言うまでもありません。

印象の良し悪しが結果を大きく左右する就活において、顔採用というものは切っても切れない関係性であるとも考えられます。

しかし、ただ見た目が良いからといって印象が良いわけではありません。

あくまでその人が持つ雰囲気や表情、仕草などによって、印象は決定付けられるのです。

社員のモチベーションが上がる

企業からすると、顔採用をすることで社員のモチベーションが上がるというメリットもあります。

確かに、見た目の良い人がいるとモチベーションも上がりますよね。

アイドルにファンができるのも同じ原理です。

それは企業でも同じで、社員のモチベーションが上がると会社全体の生産力アップにも直結します。

顔採用をすることで会社全体の生産力が上がる可能性があるため、企業は顔採用をすることがあるのです。

社内結婚が増えることによるメリットがある

企業によっては、顔採用によって社内結婚を促すこともあります。

社内結婚をすると、「家族のために仕事を頑張る」というモチベーションがその社員に生まれます。

先述したように、社員のモチベーションアップは会社全体の生産力向上につながるのです。

また、社内結婚をすることで結婚後の離職率も下がる傾向にあります。

結果として、優秀な人材の確保や企業の技術が外部に流出することを未然に防ぐことができるのです。

顔採用をすることによって社内結婚が活発化すれば、企業にも大きなメリットが残るのです。

見た目が重要視される仕事の顔採用はあたりまえ

見た目が重要視されるような仕事においては、顔採用することはあたりまえであると言えます。

例えば、フライトアテンダントです。

フライトアテンダントは顔採用が多いとされる航空業界においても、最も見た目が重要視される職種の一つです。

フライトアテンダントのように業界から見た目が重要になる職種の場合は、採用活動の段階で顔採用を設けることにより、見た目の良い人材の確保を実現しているのです。

顔にはその人のこれまでの人生が反映される

顔には、その人がこれまで歩んできた人生が反映されると言われています。

自信を持ってこれまでの人生を歩んできた人の顔には、自信に満ちた表情が浮かびます。

逆にあまり自信を持てずに人生を歩んできた人の顔には、不安げな表情が浮かぶことが多いです。

自信の持ちすぎは考えものですが、自信があるに越したことはありません。

企業の採用担当者は、履歴書だけでは見られない就活生の人生を、顔採用を通じて見ようとしているのです。

しぐさや表情で人間性がわかる

顔だけでなく、仕草や表情にも、その人の人間性は表れます。

自信を持っている就活生はおどおどした態度を取りませんし、逆にあまり自信がない就活生は手遊びをしたり貧乏ゆすりをしたりと、何かと落ち着かない仕草がよく見られます。

また、表情を見ても、その人の人間性を量ることはできます。

企業の採用担当者は、顔だけでなく仕草や表情にも目を向けることで、その人の本質を判断しようとしているのです。

接客業や営業で結果を出しやすい

見た目が良いと、接客業や営業でも結果が出しやすい傾向にあります。

そのため、営業職や接客業の面接においては、顔採用がなされる可能性も高いです。

見た目が人に与える印象に及ぼす影響は非常に大きいものであることは、先述したとおりです。

そのため、人と接することの多い営業職や接客業においては、見た目というものが重要になってくるのです。

営業職や接客業以外にも、業界柄、顔採用する必要がある業界は存在します。

その点に関しては避けられないものだと考えた上で、就活をするようにしましょう。

顔採用が多い6つの業界・業種

顔採用が多い業界・業種は、大きく分けて6つあります。

これらの業界を志望する際には、顔採用の可能性があることを頭に入れておきましょう。

  1. アパレル系・美容業界
  2. 航空業界
  3. 広告業界
  4. マスコミ
  5. 企業受付
  6. ブライダル業界

アパレル系・美容業界

アパレル系や美容業界は、顔採用が多いとされる業界のひとつです。

特に美容業界は、顔採用が多くあると考えるべきでしょう。

美容系も、提供する人自身が美容に興味がなければ、その商品も十分に得ることはできません。

そのため、美容業界においては清潔感のある人や見た目が良い人が、積極的に採用される傾向にあるのです。

「あの人みたいになりたい!」という、他人に対する憧れを持って商品の購買行動を起こす美容業界やアパレル業界にとっては、顔採用は必要不可欠なのです。

航空業界

航空業界も、顔採用が多い業界の一つに数えられます。

今はすっかり見なくなったものの、昔はフライトアテンダントの募集要項などに「容姿端麗であること」と、はっきり記載されていることもありました。

このことからも、航空業界、特にフライトアテンダントに関しては、昔から今に至るまで顔採用をしていることがわかります。

航空業界は人に見られる仕事であることが多いです。

人から見られることが多いのであれば、少しでも印象を良くしたいと思うのが当然ですよね。

そのため、航空業界においても顔採用は多いといえます。

広告業界

広告業界も、比較的顔採用の多い業界として知られています。

中でも広告代理店においては、顔採用の動きが顕著です。

広告代理店は、クライアント(依頼主)がいて初めて成り立つ仕事です。

そのため、いかにクライアントを増やせるかという影響力が重要になってきます。

先述したように、営業力の向上を見込んで顔採用をする企業は少なくありません。

少しでも印象を良くして、営業で結果を出そうとすることが多いのです。

そのため、広告業界に限ったことではありませんが、多くの業界の営業職においては顔採用をする傾向が強いのです。

マスコミ

マスコミも、顔採用が多い業界の一つです。

中でもテレビ局に所属するアナウンサーの採用試験においては、顔採用が前提とされます。

テレビ局のアナウンサーは、親しみやすさだけでなく、外見の良し悪しも重視されます。

もちろん、幅広い知識や対応力、責任感なども重要な判断材料の一つです。

しかし、そのテレビ局の顔ともなるアナウンサーには、どうしても見た目の良さが求められるのです。

そのため、アナウンサー志望で就活を進めている就活生は、顔採用が前提であることをあらかじめ頭に入れておくようにしましょう。

企業受付

業界に関係なく、企業の受付は顔採用によって採用の可否が決められる場合が多いです。

受付という仕事は、社外の人を会社として最初に迎える立場にあります。

いわば会社の顔になるのです。

会社の印象は少しでも良くしておきたいというのが本音ですから、どうしても受付には見た目の良い人を配置しなくてはならないのです。

しかし、受付も顔がよければ良いというわけではありません。

コミュニケーション能力やイレギュラーの業務にも対応できる判断力なども、もちろん重要視されます。

しかし、あくまで顔採用があることは頭に入れておくようにしましょう。

ブライダル業界

ブライダル業界、特にウェディングプランナーの採用においては、顔採用が行われるケースが多いです。

人生における一大イベントである結婚式を司るのがウエディングプランナーの仕事です。

そのため、ウエディングプランナーになる人は、新郎新婦が安心して任せられるような安心感や信頼感を持っていなくてはなりません。

ウエディングプランナーの見た目は、その式場のイメージにも直結します。

そのため、ブライダル業界においては容姿の良さも採用の判断基準の一つになるのです。

顔採用が少ない2つの業界

顔採用が多い業界があれば、顔採用の少ない業界もあります。

  1. 公社・団体・官公庁
  2. メーカー業界

これらの業界は、顔採用が少ない傾向にあります。

以上の業界を志望しているのであれば、顔採用の影響を心配する必要はありません。

公社・団体・官公庁

公社・団体・官公庁などの公務員職においては、顔採用はないと考えて良いでしょう。

ただし公務員になるためには、相応の試験に合格しなくてはなりません。

そのため、顔採用の有無よりも試験の難易度の心配をした方が良いでしょう。

公務員は安定した職のため、今も昔も根強い人気を誇ります。

メーカー業界

メーカー業界も、顔採用が少ない業界の一つに数えられます。

メーカーは、部品や材料を調達して自社で製造・販売をおこなう企業のことを言います。

業界としての華やかさは控えめなため、顔採用も少ない傾向にあります。

顔採用を乗り越えるためのポイント

顔採用を乗り越えるためのポイントは、4つあります。

顔採用が多いとされる業界・業種を狙う場合は、この4つのポイントを実践に移しましょう。

少しやるだけでも結果は大きく変わる可能性があります。

  1. 美意識を上げる努力をする
  2. 笑顔でいることを意識する
  3. 清潔感を意識する
  4. 顔以外の部分での強みを作る

顔採用は、ただ見た目だけで決まるものではありません。

その人がまとっている雰囲気や表情、しぐさまで評価されて顔採用となるのです。

そのため、ただ美意識を上げるだけでなく、笑顔でいることや清潔感を意識することが重要です。

それに加え、顔以外の部分での強みを作ることは必要不可欠です。

就活における自分のアピールポイントを把握し、効果的にアピールできるようにしましょう。

顔採用だけで就活は決まらない

顔採用だけで就活は決まりません。

そのため、たとえ顔採用のある業界を志望していたとしても、大きく心配する必要はありません。

顔採用は見た目だけでなく、雰囲気や表情も評価されます。

また、性格や志望動機ももちろん重要視されるため、不安にならずに準備を進めていくようにしましょう。

顔採用だけで就活は決まりません。

必ず、本当のあなたを見抜いてくれる企業が現れますよ。

 

それでは、今回はこのあたりで失礼します。